まあ、とりあえず・・・

ぺたっ

「うひゃっ」


アイスティーをほっぺたにくっける。それなりに冷えてるだろうから驚くよな、そりゃ。


「お疲れ。ほれ、飲み物。」

「あー、サンキュー。」


寝ぼけ眼で受けとる。


「「「「ごくん・・・・・・!!?」」」」

それを飲んだ彼女たち。


そしてすぐに全員が目を点にした。
なぜに?




「お・・・。」

「お?」


ハルカが口を開いた。


「おいしい」


「本当ですわ。(不覚ですけど)わたくしのメイドよりも、いやセバスチャンの淹れたものよりも・・・おいしい・・・。」


「・・・・・・ま、まあ、いいんじゃないの。」


「意外だねー。ナオは料理上手なんだねー。」