その男はニッコリと微笑んで 「今日から入塾した 杉本 美帆さんだよね?」 と、聞いてきた 「あっ、ハイっ。」 「そっか♪よろしくな」 ふと その男の左手を見ると テキストや数十枚のプリント、 ノートもあった おそらく教師だろう 「…よろしくお願いします。」 私は 恋に堕ちていた