君と一緒に生きたかった。

「やつてみたら案外おもしろいかもよ?」

「嘘~」

委員会なんておもしろいわけないじゃん。


「あーっ、その言葉!生徒会役員としてききづてならねぇなー」

ん?
誰?


振り向くとそこには...


「和哉...」

「よっ」


こいつは
八代 和哉(やしろ かずや)。
昔からの付き合いで、私の従兄弟。
目立ちたがり屋なお調子者だ。


「生徒会役員っていっても書記でしょ。それにあんたなんで他のクラスはいってきてんのよっ」

「俺は生徒会の仕事で西園寺先生に会いにきただけですー」

和哉が口を尖らせる。

「あ!和哉、髪染めたでしょ。校則違反じゃん!」

「え、バレた?ビビり染め程度にしといたんだけど」

「ったく、なにが生徒会よ」