「先生、 顔が赤いですよ? 熱でも、あるんじゃ…。」 そう言われて 益々、顔が赤くなる 春木である。 《なに赤くなってんだよ。 相手は生徒で、 しかも男だぞ。 なのに…。》 嶋谷といると 調子が狂う。 「大丈夫ですか?」 「ああ、大丈夫だ。」