まず日が沈むまでは友達と楽しんだ。

そして日が沈み私は高鳴る心臓を
手で押さえ、祭にいた
拓を呼び出した。

「ねぇ、ちょっといいな…?」
すると拓は、
「いいけど…」

そして住宅がいっぱいある
裏道にたどり着きやっと二人になった。

私は深呼吸をし
そして…

「私は4月に拓と出会ってから
拓を好きでした…よければ付き合ってくれませんか?」

私は拓の事を今までとは違い本気だった。
人生でこんなに好きになった人は拓だけだった。
子供ながら私は拓に夢中だった。

だから自分が拓にこんな事言ったなんて
今ではありえない…


すると拓は、

「いいよ…でも俺付き合うとか
よくわかんない…」

私は
「わかんなくてもいい。拓、本当にいいの…?」

拓は、「いいよ…」

と言ってくれた。私はその場で大泣きをした。

嬉しかった。嬉しくて、嬉しくて、

この幸せが逃げないようにと思っていた。

でも現実はそんな甘くなかったみたい。