【完】王子の優しさ*.




前はさっき、
鍵閉めてたから…


ぶっ壊すか…


「潰していいか?」


「ま、いいだろ…」


よし、先生に怒鳴られ
ること承知で…




ドンッ!!




俺は、思いっきり
ドアを蹴り飛ばした。


「だ…誰…っ!!」


「俺、知らないの?
バカじゃね?」


「か…じ…君…」


「「ち…千秋…」」


すげぇ焦った顔を
した女達。


上野は…と言うと、


床に倒れていた。