【完】王子の優しさ*.




入って行ったのは、
薄暗い空き教室。


何か…怪しいな…


「―――――…っ!!」


すごい怒鳴り声が
中から聞こえた。


「…憐、まさか
知ってたのかよ…」


「…日菜子から聞いた」


これって…いじめ?


「きゃっ!!」


何やら上野の声
らしき物が聞こえた。


「…上野っ!!」


俺は我慢できなかった。


「憐、俺…助ける!」


「え…」


こんなの黙って
らんねぇし…