「茜、憐っ♪」


日菜子が
私達に近付く。


「恋バナ?」


「そうだよ!」


「日菜子も知ってる
んだよな…?」


「知ってるよ♪」


何か…恋バナって
楽しいなぁ…


そして、
チャイムが鳴った。



―――…昼休み



私は、廊下を
一人で歩いていた。


「「千秋くぅーん!!」」


私は、その声の
大きさにビックリした。


…皆、やっぱ梶君が
好きなんだ…


「皆、元気だな…」


笑いながら、
皆に言っていた。