「お待たせしました…」


梶君は、座って
携帯を触っていた。


「んじゃ、帰るか」


そう言うと、
立ち上がった。


うわぁ…
一緒に帰ってる…


しかも、近くで
見たらやっぱり…


か…かっこいい…


って、私ったら…
梶君を見過ぎっ!


変に思われたら
どうするのよ!?


だけど…なかなか
話せないなぁ…


何か話さないと…


あぁ!!話し掛ける
勇気が出ない…っ!!