なんかまたドアが開いた。
先生かなと思ったけど、ドアの方を見ると輝先輩がいた。
「…?なんで実亜がここに居るんだ?」
…おいおい(汗)。
私の机に突っ伏して寝てたのは誰ですか。
そんな私の気持ちに気づいたのか、涼司先輩が輝先輩に言ってくれた。
「お前が実亜の机で寝てたんだっつーの。
で、実亜の座るところがねーからこっちに連れてきたの。」
うわぁ…ナイスです、涼司先輩。
初めてあなたが先輩に見えました。
「んなもん俺を起こせばいいだろうが。」
………。
「それができたらこうしてねーよ。」
まったく同意見です、涼司先輩。
輝先輩、起こせばいいって…。
まず起きないじゃないですか(汗)。
少し冷たい視線で輝先輩を見ていたら、輝先輩の後ろから佑がヒョコッと出てきて言った。
「実亜ー。次家庭科だぞ。早くこい。」
えっ?次家庭科なの?
「あー。そういや次家庭科だっけ。
1階まで行くのもんどくせー。」
「………腹減った。」
涼司先輩と、輝先輩も行く準備をする。
あ、技能教科だから先輩達も一緒か。
私達は五人で家庭科室に移動した。


