学園に戻ったら、まだ昼休みだった。
…この学園…昼休み長くない?

私達は朝と同じようにエレベーターでS組に行く。

「あー…。腹へった。」

そう言いながら先輩は1-Sの教室へ。
…先輩って二年生だよね…?
なぜに一年生教室に…?

「おっ♪輝に実亜!!
実亜、大丈夫か?」

教室に入ったら元気いっぱいの涼司先輩が。

「は…はい…。大丈夫です。」

私が涼司先輩に言うと、横から蓮がキツい口調で言ってきた。

「急に倒れるから心配したよ。本当に。
ちゃんと休んでよね。」

う…(汗)。何か蓮、怒ってる…。

「まったくだ。」

ゆ…佑まで…(汗)。

「ご…ごめんなさい…。」

とりあえず謝っておこう。

次の瞬間。