すると先輩はまたため息をついた。
…それも盛大に。
「…お前、よく特待生になれたな。
そんなにバカなのに。」
……け、貶された!?
「いえ。私は真面目に…!」
「バーーーーカ。
迷惑だったら始めっから言ってるっつーの。
つかコレ、お前どこ?」
…先輩…(泣)。心広すぎです(泣)。
ん…?てゆうか何見て…?
「ああぁぁ!!先輩っ!!ソレ見ちゃダメです!!」
バッと先輩の手から卒アルを取り上げた。
ゆ…油断も隙もないな…(汗)。
と、いつの間にか学園に着いてた。
「…チッ。戻るぞ。」
先輩は車から降りて、学園の中へ。
…早い…。