幸せへの道


「…あの。ど…どこに行くんですか…?」

すると先輩はサラッと言った。

「お前ん家。」

なぜ。あ、なんかもう間を置かなくても反応できるようになってきた。
進化…いや、進歩だ。

とゆうか、私の家に何しに行くの?

…という考えが顔に出ていたらしく、先輩は私に話かけてきた。

「おい。さっきの話聞いてたよな?」

さっき?はて…。

「あ、聞いてました(多分)。」

「お前はこれから俺の家に住むんだよ。
そのために必要な物をお前ん家から持っていこうとしてんじゃねーか。」