学校としては、今四時間目が終わり、昼休みらしい。時々生徒とすれ違う。
あっという間に校門を過ぎる。
ホントにどこに行くの!?
校門の前には一台のベンツが。
た…高そう…(汗)。
誰かのお迎えかな…?
まだ昼休みなのに。
「ふにゅっ!!」
…先輩が急に止まるもんだから背中にぶつかってしまった…(汗)。
…やっぱり背が高いなぁ。
《ガチャッ》
なんか高そうなベンツから20代半ばぐらいの男の人が出てきた。
「輝様。お待ちしておりました。どうぞ。」
そう言ってベンツの後部座席のドアを上品に開けた。
…誰かのお迎えかと思ったら、
先輩のお迎えですか…。
「乗るぞ。」
私の手をグイッと引っ張る。
その勢いで私も先輩と一緒にベンツの中へ。
ちょっ…(汗)。
マジで目的地どこ!?
「せ…先輩!どこに行くんですか!?」
「お前の父親の会社。」
…………は?
えっ!?な、何しに!?
「ちょっ…(汗)。何しに行くんですか!?」
「いいからお前は俺に口裏を合わせとけ。
いいな?」
…は、話が読めません(汗)。


