瞼が重い。
私は無理矢理瞼を開けた。
目に映るのは…白い…天井?

「…ここ…どこだっけ…?…イッ…。」

上体を起こす。それと同時に昨日蹴られた腹部が痛む。

「保健室だ。」

「…え…。」

声がした方を向くと、輝先輩がいた。
なぜ…?あ゙…(汗)。
もしかして…私、体育で倒れたのかな…?

と、なると。先輩が私をここまで運んだと。
うわぁ…(汗)。恥ずかしい…(汗)。

とりあえずお礼を言わないと。

「えっと…。先輩が私をここまで運んでくださったんですか?
ありがとうございます。」

「ああ。それよりも…。」