と、考えているうちに体育館についた。
…そこには。
「ひ、輝先輩に涼司先輩?なんで…?」
目を見開く私に輝先輩が話かけた。
「よう。さっき3時間目って言っただろうが。
S組の実技教科は全学年全て合同だ。」
マジすか。だから言ったのか。
あー…頭痛い。…なんかいつも以上にヒドい。
「渡里(体育担当教師)来る前に走り込みやれってよ。行くぞ。走れ、お前ら。」
―――ズキン。ズキン。頭痛がヒドくなっていく。
そして、私は意識を手放した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…