私が小さくそう聞くと、
美人さんはこっちを向いてニッコリ笑った。

「実亜にはね~、
これからモデルになってもらうのよぉ♪」

「え゙っΣ( ̄ロ ̄lll)!?」

モデル!?モデリング(←ん?)!?
っておぉいっ!何で私がモデル!?

「無理ですっ!!」

「はい、コレに着替えてー。メイクもするから
着替えたからそこに座ってねー。」

見事なシカト!聞いてよ!?
なんかもう色々と酷い。

「わ、私…モデルなんて無理ですよ(泣)。」

こんな平凡以下の顔でモデルなんて…(汗)。
服に負けるよ、先ず。

「お願い!ページが埋まらないのぉ!!
明日までなの!お願いぃぃぃぃ…(泣)。」

……う(汗)。美人さんにこれだけ言われると…
てゆうか泣きそう!美人さんが!
あわわわわわ…。

「……わ、分かりました(汗)。」

途端にガバッと顔をあげた美人さん。
ってあれ。泣いてなくないですか。

「ホント!?ありがとぉぅー!
じゃあ今日からうちのモデルねー!」

……何だか騙された感(汗)。
なんかもう…まぁ今日だけ…なら、良いや。