幸せへの道


「実亜っ!はい!」

「はへっ!?あ、はい。」

美憂から渡された二つ折りにされた紙切れ。

「じゃ、あたし、200m走だからっ!!」

「あ、行ってらっしゃい…?」

私はよく分からないまま、椅子に向かう。
…って、オイ。