幸せへの道


無理ぃー…(泣)。
100mって地味に長いよね…。

《出ました!一着!S組、高条実亜っ!さすがですっ!!誰も追いつけません!!》

「…あれ?」

…いつの間にかお腹に白いテープが。
えっと…。私、ゴールした…?

「お、お疲れ様ですっ!速くて凄く素敵でしたっ!」

「へっ!?あ、ありがとうございます…?」

だ、誰っ!?女の子!?
とゆうか私戻っていいのっ!?

なんか…周りの人達戻ってるみたいだしいいか。
私は席に戻る。