「実亜~!!」
「ぅへぇっ!?」
きゅ…急に抱きつかれてビックリした(汗)。
あ、えと、はい。美憂がいました。
「実亜!ありがとぉ!!マジ嬉しいよ♪」
うわぁ…満面の笑み。可愛い…////。
美憂の笑顔に若干デレデレの私を美憂が皆のところまで連れていく。
「実亜のクジ運…恐ろしいな。」
「えっ!?なんでっ!?」
佑っ!?突然どうしたの!?
私が佑をジッと見ていると、涼司先輩が言った。
「だって美憂ってアレじゃん。1-Aの一番だろ。」
そう言えば…。前に誰かに聞いたような。
でも、何が恐ろしいの?
「だぁーかぁーらぁ!一年から三年のA組からK組の生徒1320人から、たった一人の美憂を当てたお前が恐ろしい強運の持ち主だって言いてぇのっ!!」
…………………?


