幸せへの道


《キーンコーンカーンコーン》

「ヤベ。んじゃ、教科書32ページまで自分達で進めとけ。」

先生はそう言って教室を出ていった。
……適当だな、オイ。
私は32ページにふせんを貼る。

「実亜ー。さっきの何?メール?」

「え?あ、うん。多分ね。」

誰からだろう。授業中にメール送る人なんて、S組の人ぐらいしか(メアド交換済み)思いつかないけど。

………あ。

「もしかして…。」

私は携帯を取り出して内容を見る。
やっぱり。美憂からだ。

『ヤッホー(^o^)/授業中なのにメール送っちゃいましたww S組だから大丈夫でしょ(。-∀-)昼休み、会わない?会えるならメールください♪』

「うわー。進華学園には珍しい今時の女子高生のメールだね。」

え!?蓮、何見てんの!?

「つーか、実亜、美憂と知り合いだったんだな。」

……佑まで。私のプライバシー…。
もういいや。気にしない。