「おいっ実亜…!お前身体熱いぞ…。」 ダルい。痛い。痒い。 それなのに、私の心臓は破裂しそうなくらいに動いている。 心配なんてかけたくないのに、火傷のことなんて知られたくないのに、どこかに気付いて欲しい自分がいる。助けて欲しい自分がいる。 ――何なんだ、私は。