「「…。」」
車の中は沈黙。
私の心臓はなぜか逆に落ち着かない。
横目で先輩の顔をチラ見。…ゔ…。なんでそんなに綺麗なのぉ…(汗)(..)。
鼻高っ!唇薄っ!おまけに肌もめっちゃ綺麗。絶対女でもいけそうな中性的な顔。
「…おい。」
「は、はひっ!?」
うわぁっ!?か、噛んだ!!なんだ、「はひっ」って!?
「お前、家着いたら何すんだ?」
あ、スルーですか…(汗)。
「え…。イヤ。何をすれば…?」
人の家で好き勝手出来る程神経図太くないし。
かといって何もしないのも図々しいし。
「別に何もしなくていい。」
「え、でも。先輩の家の方々に対して図々しいです…。」
「そう言うもんか?」
「…はい。」
輝先輩もお坊っちゃまだからそういうこと考えないのか…。


