「あ、じゃねえ。バイト終わんのいつだ?」
だから聞いたのか。
………ん?この流れから言うと…。
…………まさか。
「は…8時ですけど…。む、迎えに来るんじゃないですよね…?」
「それ以外に何が考えられんだ。」
ぅええぇえぇぇえ!?マジですか!?
「ちょっ…(汗)。悪いので…(汗)。」
勘弁してください…(汗)。
「お前は俺の家の場所を知ってんのか?」
「…う…。し、知りません…(汗)。」
痛いところを…(汗)。とゆうか知らなかったらどっちみち行けないじゃん。
「で、でも…。バイト場に来なくても…。に、荷物まとめてないし…。」
「お前の荷物ならもう俺ん家に届いてる。」
なぜにっ!?うぅ…仕方がない…。
「すいません…。迷惑かけてしまって…。」
「別に。」
私…どんくさいな…。
あー。輝先輩に嫌われたかも…。
そんな思いを抱きながら、私はバイトに行った。


