「じゃあ、質問をしようか。」 おばあちゃんはにこっと笑った。 「美代といつであった?」 「さっきです。」 「美代のどこが好き?」 「全部です。」 「美代をどう思ってる?」 「愛してます。」 玲...。 おばあちゃんは指で眼鏡を押し上げた。 「合格、お前は美代と付き合ってもいいぞ。」 「ありがとうございます!」 やったぁ! 玲とずっと一緒! 「コンコン。カリ・ウドです。」 ドアの向こうで声がした。