そこには、なにかいつもと違う建都がいた。

「よっよう!…」

建都が話しかけてきた。

「用って何?」

あたしが聞くと少し顔が赤くなった気がした。

「あッあのさッ…俺さ…瑞希のことが…好きなんだ!!」

「へっ??」

あたしは訳が分からず頭の中が混乱した。

「好きって幼馴染としてでしょ!?友達としてでしょ!?
 恋愛とかじゃないよね!?」

「俺は…れっ恋愛としてだから…考えておいて欲しい」

そういうと建都は走って行ってしまった。