「ちがうもん!
ちゃんとピーマンさん食べれるもん!」
「ふーん…じゃあママの前で食べてみて?
守とお兄ちゃんも食べなさい」
「「はぁい…」」
3人が嫌々食べてる姿を見て笑ってるあたしって悪魔みたい
守とお兄ちゃんは食べたけど颯は…
「まじぃ…おいしくない」
って出しちゃった…
まぁ今日は仕方ないか…
「じゃあ片付けるから遊んでてね」
あたしは食器を持ってキッチンに戻った
食器を洗いながら考えてた
あの子の父親のことを…
もしかしたら会いに来るかもしれない
そしたらあたしはどうするの?
手放すことはできない
あたしの悩みはまだまだ続くだろうな
