バンッ


「颯ッ!」


いた…


ここにいる


あたしは強く抱き締めた


「良かった…無事で…」


「ママ?ぼくのこと好き?」


なにいってんのよ


「バカッあたりまえじゃない…
1人にしないでよ…心配したんだからね!
颯がいなくなったらママ1人になっちゃうんだからね!?」


「ごめんなさいッ」


それから寝てしまった


龍神の5人は家まで送ってくれるといって車にのせてくれた


あたしは鈴斗くんにお礼をして帰ろうと思ったが怖かった


軽蔑されるのが…


「玲亜ちゃん…?その子とはどういう関係…?」


5人の視線があたしに集まった


もう逃げられない


「あたしの息子……15の時に生んだの…引いたよね?」