「いや、寝言で言ってたから…」


良かった…


「てか、超かわいいんだけど!
叶太!俺、この子仲間にしたい!」


…は?


「あの、意味わかんないんだけど…
だいたい、あたしはこの子じゃなくて玲亜!」


「あぁ俺も気に入った」


なにこいつら!


意味わかんないんだけど…


バンッ


いきなり屋上の扉が開いた


そこには行きを切らした守がいた


「玲亜~!こんなとこでなにしてんの?
って…え!?なんで龍神のみなさんがここにいんの?」


「守?」


5人のなかの1人、颯佑が守の名前を呼んだ


「あれ?颯ちゃん?
超久しぶりじゃん!!!」


颯佑と守は幼馴染みだったらしい


なんかあたしついていけてない


「で、お前仲間になれ
颯佑のダチも一緒に」