「愛結ってゆうねん。 愛に結ぶって書くねん。 」 「かわいい名前やん。」 と、芽依がまた愛結の写真を 嬉しそうに見せてくれた。 その写メには 1人の男が写っていた。 見かけは芽依と同い年くらいの 派手な感じの男の子。 愛結と嬉しそうに 手を繋ぐ姿は父親のようだった。 でもそれは私の勘違いだった。