芽依が辞めて私は
若干、腑抜けとゆう感じだった。




入店そうそう
夜の商売の厳しさを知った。
それに友達ではなく
仲間って意味が
未だにわからず悩んでいた。




そんなだらけた私の横を
スッと通って行った嬢がいた。




黒髪のショート
それに余りにも
化粧気のない顔立ち。




でも私はどの嬢よりも
先に目がついた。




それは二の腕に入っている
下がり龍の入れ墨。