「旦那?ホスト見たい(笑)」
「うんホスト♪(笑)」
「へ?あっ旦那ホスト?」
「違うよ。旦那じゃないねん。
うちが行ってるホスクラの口座くん♪かっこいーやろ?」
「はあ!?ホスト!?…かっこいいけど、タイプちゃうなー」
「るーのタイプちゃうやろな(笑)でもうちの大好きな人。」
芽依は嬉しそうだった。
画面にうつる芽依も
すごく嬉しそうだったから。
本気なんだなって確信した。
私はそれが悪いことなんて
一切思わなかった。
純粋で素直な心の芽依が
幸せになればなって思った。
でも幸せはいい方向には
進まなかった。
