「朔夜さん…オレ…」 朔夜さんはみんなが使っていたコップをキッチンまで持って行った 嘘 オレの話今まで無視したことなかったのに… オレは今まで幸せだった気持ちが急に沈んでしまった 朔夜さんはキッチンから帰ってくると、オレを見て抱きしめてきた 「朔夜さん…」 「璃莵聞いて。」 朔夜さんが切羽詰まったようにオレの耳で語り始めた