なんで電源きれてるの? そんなことなかったはずなのに… 「朔夜さん…」 「どうした璃莵?」 透がオレのところまできて心配そうにオレを覗き込んだ。 「朔夜と電話繋がらねーの?」 「うん…オレ帰っていい?」 「おう。朔夜をみてこい。」 その返事を聞きすぐに部屋から出た。 サッカー部の実力をここで発揮してやる。 全力疾走してバス停まで行く。