「璃莵?どうしたの?」 朔夜さんの声で我に帰った そうだよ…朔夜さんは仕事をしていたんだよ 大学も行って仕事のしてバイトも確かしていた それに小説家デビューをして今注目を浴びているはず テレビ取材などもたくさんあって忙しかったはずだ なのに…男と寝ているとかオレは変な勘違いばかりしていた 「朔夜さん…なんで今まで連絡取れなかったの?」 急に優しくなったオレを朔夜さんはまじまじと見ている なんかすいません 「ケータイの充電が入ってなくて全く気づかなかった…」