ワンゲームで楽しむことにした 璃莵はすぐにボールを掴みレーンに向かって一投目を投げた そのボールはカーブを描いて一番ピンに当たりそのまま全部のピンを倒してストライク すごい… 私ワンゲームでストライクなんて最高で五回なのに… 一発目で出したことなんてないのに! 「璃莵。運動神経高いんだね。羨ましいー」 私が恨めしげにみると璃莵はおどおどし始めた 「朔夜さんだって。運動神経高いくせに…朔夜さん投げて見てよ」