朔夜さんをこんなに思っているのに朔夜さんはきっとそんなこと思っていないんだろうなー




「璃莵聞いてる?」




「あ、ごめん。行こう。」




オレは前を行く朔夜さんの手を握ろうとしたけど朔夜さんの手がするりと前に行ってしまう



はぁーなさけなっ

こんなことだから朔夜さんから電話なんてかかってこないんだよね…





「りーと。ほら手繋ごう。」




え///




「璃莵!もー繋がないの?いいよもう」