「優くん、橘さん知らない?」 「うん、どうかしたの?」 「柔道部室に行ったまま帰ってこないの。これから掃除があるのに・・・」 「ふーん」 なんかあったのかな?見に行きたいけど、ゆかりさんのところに行かないと・・ 「優く~ん、かえろう」 「うん・・・」 だめだ、心配だ 「ごめん」 そういって俺は柔道部室に向かって走り出した