その日、私は彼に問い詰めた



「私に告白したのって演技だったのね」



「は？」



「本当は仕事をしたかったからだけで・・・最っ低・・・あんたなんか、あんたなんか」



「落ち着いて、どうしたの？」



「うざい、心配してるふりなんかして・・・私の知らない所で中山さんにあってるなんて・・・」



「え？それは・・・このまえ」



「なにも言わないで、どうせ嘘でしょ、最低ね、あんたなんて、大っ嫌い」



「どうしたの？なんかあった？」



「あんたなんか死ねばいい、私をだましやがって」



死ね？何言ってんの私？



これにはさすがにキレたのか



「麻衣さん、変わったね。俺のこと信じてくれないんだ・・・」



「信じる？あんたバカ？最初から私は信じてなんかいない。大っ嫌い。消えて」



って、私なに言ってんだ。最低なのは私じゃん