「優く〜ん、橘さんに勝つなんてすごいね」


「彼女そんなに強いの?」


「うん、柔道部内では一番強いし、大会とかでちょう勝ってるからね」


「へー、そうなんだ、そういえば柔道部って女子部員あんま見ないけど、まさか女子って彼女だけ?」


「うん、女子も入れるんだけどちょっと入りずらくてね」


「へー、あと彼女って男子にすごい人気だよね?」


「うん、なんかね、カッコイイし、美人だし、一匹狼でおとなしいからじゃん」


「でも、なんで彼女いつも一人なんだろう」


「ああー、なんでだろうね、みんな結構しゃべりかけるんだけど、あっちは全然で。」


「ふーん」