数日も経たぬうちに、宇宙船の改修工事は始まった。
俺達の親が乗ってきて数年、飛躍的な技術力の向上により、より高性能な宇宙船を作ることが可能になっていたのだ。
以下、隊長の独白
そうか!
そんなに上等なものが出来るのか!
よし!サイズアップだ!
外観も俺の好みにしてもらおう!
推進力は?
太陽発電パネルと、高性能リチウム電池?
省電力超電磁モーター?
それ、地球の重力には勝てないよね?
ちょっとまてよ!?
その瓦屋根は?
太陽発電パネル?
もうちょっと格好良くならないの?
何だよ~その看板はっ!
『頑固屋』って。
俺の行きつけのラーメン屋じゃん!
この企画のスポンサー?
ンなわけないだろ!?
おい!待て!!
その大砲は何だよ!?
主砲?
一体、何を打つんだよ!?俺は何と戦うっていうんだよ!?
工場長!
電飾は要らないから!
1号!
看板は要らないの!
『叙々苑』ってね~!?
あそこの厨房にははいれないよね~(笑)
って、この場合、関係ないだろ!
頼むから、もっと普通に作ってくれよっ!
以上、隊長の独白でした