本編第七話

「本当に未来は明るいのか!?」









息を切らしているのかどうかは、よくはわからないが、どうやら大変疲れた様子で、隊長とパシり隊はコードを引きずって帰ってきた。

家庭用の電気コードを2本。
共に3メートルのものだ。



「ようやく来たね~(笑)
これで動かせるよ。
社員の皆さ~ん!つなげてくださ~い!」




コードを置いて、その場にへたり込む隊長とパシり隊を尻目に、社員達はコードを接続し始める。




「疲れた………。
これで動くんだな?
動くんだよな?」



珍しく疲れた様子の隊長が、工場長に聞いた。
パシり隊は4名全員が放心状態である。


ゆっくりと工場長は口を開く。



「わかんない。」



!



どうゆうこと?

隊長は開いた口がふさがらない。