国防総省内の一室。

黒い扉のその中に、隊長とロイズがいる。



隊長は今回の訪問の主旨を説明している。




「と まあ、そんなわけで放射能の除去をしたいのだ。」


「そうか。地球とはデリケートな星なのだな。
我々は環境に順応して、今まで進歩しているが、地球人は独自の進化があるようだな。」


「そうなんだよ~(笑)放射線をしっかりした大気が遮っているんだ。水と空気と植物や土などが地球の環境を浄化しているらしい。
進化の過程で放射性物質を使用し始めたのだが、人間はその刺激に耐えられないのだな。
そこで俺達の出番になったわけだ。」


「話はわかった。
しかし、放射能除去装置は大きなものだ。君の宇宙船には積むことが出来ない。
こちらで、輸送船を用意しよう。
君の宇宙船は、預かっておくよ。
だが、準備に数日かかるから、その間この星の観光でもしたらいい。」





無事に装置を使用出来ることになって、肩の力が少しだけ抜けた隊長だった。

初めてこの星を観光してみたが、地球との違いに驚くことばかりだった。


書きたいのだが、短編小説の都合上書くのはやめた。
作者のわがままである。