男が嫌い。大嫌い。 何から話せば良いのか分からないけど 、聞いて。 今まで友達にも話さなかった事。 話せなかった事…なの。初めて話す…。怖いけど…ね。 見て。これ。」 そう言い放ち私はシャツを脱ぐ。 そこには黒か紫か緑か分からないような そんな色の痣が数えきれない程ある。 自分の体が嫌いだ…。 「今まで痣を見られて皆に突き放された。だから自分からなんて話さなかった。 付き合っていた人も。 友達も。ましてや 私に悩みがあるなんて気づく人なんて…。」