あんな家人に見せられない。 「だっ大丈夫だよ!」 「こんな暗闇に女の子1人で歩かせられるかよ。それが好きな女なら尚更だよ♪」 嫌だ。あんな家…。 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。 「ごめん本当に平気…」 「じゃあ途中までね。カナちゃんに拒否権ないから!」 どうしよう。途中まで…か。 駅までなら家…分からないよね。 「駅まで…!!」 「ん。」