「ねー」 「…」 「カナちゃん?」 「…」 「美味しい?」 「…」 私は話しかけてくる 藤ヶ谷なんとか君をフルシカト。 「ゲホッゲホッ」 一気に詰め込みすぎて喉に… 「ん。大丈夫?急ぎすぎなんだよ…。」 お茶を渡してくれて 背中をさすってくれる。… その仕草に不覚にもドキッ っとしてしまう。 苦しくなくなった私は一気に空気を吸う。 「ありがとう。もう平気…。」