「アハハッ!日和最高!」




急に大笑いをする親友、さっきは心配そうにしていた彼女はどこへやら。



「も~、ここ笑うとこじゃないよ!」



「ごめんごめん、」




ヒィヒィ言いながら笑うあみちゃんの声が耳に響く。

でもあみちゃんは急におとなしくなって、




「でも、それだけ日和は先輩が好きなんだね。」



そう言った。




「実は日和と先輩が付き合ってるのちょっと心配してたんだ。」



「え?」



「いつも先輩が一方的な感じで、日和の方から好きって感情を見せること無かったから。」





確かにいつも先輩はあたしに言葉や行動で思いを伝えてくれる。しめしてくれる。


でもあたしは…





「あたし、明日ちゃんと先輩に聞いてみる」



「うん、頑張れ日和。」



あぁ、あみちゃんがいて良かった。

心からそう思った、