「食べないも~ん」

「早く」

仕方なく寝そべっている日向をお姫様抱っこしてダイニングに向かう。


「日向~自分で歩けよ」

「ずる~僕も小さくなりたい!」

本当に…


自分で歩いてほしいよ!

怒りながら日向の顔を見る…


えっ?
めっちゃニコニコしてる。

ま・さ・か…
これが目的だったの?



「日向~お姫様抱っこが目的だったのかな~?」

「当たり前!」


やられた!


日向をおろしてあたしもご飯を食べる。


夜は日向と涼有と一緒に寝た。