モモ太郎 1

モモ太郎
「なんでやねぇ〜〜ん。おもっきしビギナーやっちゅうねん。驚く程アマチュアやってぇ〜、てか、アマチュアでもない。だって始まってもいないもの!!鬼退治歴0だものさっ!!」



ゴリラ
「モモ太郎!落ち着けって!!」



モモ太郎
「・・・・・・・すまん、少しご乱心遊ばした」



「ぐっふっふっふ」



モモ太郎
「えっ?何この野太い笑いご―――――うおおっ!!いつの間にか目の前に居たーっ!!」


モモ太郎達が、話してる間に、巨大な赤鬼はモモ太郎達の前に、腕を組んで立っていた。



赤鬼
「ぐっふっふっふ、二秒であの世に送ってやるぜ」













じいさん、それと、家出中のばあさん







どうやら、帰れないみたいだよ





どうやら、僕は二秒で殺されてしまうみたいだよ











短命過ぎるよね











不条理だよね











無念だ・・・・・・・・











ゴリラ「モモ太郎??」



モモ太郎
「無念だ・・・・・・」



ゴリラ「えっ?」



モモ太郎
「えっ?いや、なんだ?」



ゴリラ
「いや、なんか意識がどっか行ってる感じやったけど、大丈夫か?」



モモ太郎
「いや、大丈夫だ。バッドエンドのニオイが、嫌と言うほどしただけだ」


ゴリラ
「おい、お前こら、縁起悪いこと言うな考えるな」



モモ太郎
「おう、考えるな、感じろってやつだな」



ゴリラ
「いや、感じるのもやめろ」



モモ太郎
「死だ・・・・」



ゴリラ「感じるなって」