「できれば肌身離さず持ってて。ほんとは近くで守ってるのが一番いいんだけどね・・・。生憎、私たちの一族は陰陽師とは違うから、戦うことはできない。」 「いや。十分だ。ありがとう。」 そういって龍樹は私の頭をポンポンしてくれる。 「そ、その数珠は特別な糸でできてるから、切れる心配はないからね!!」 「ははっ!わかった。ありがとう紫翠。」 バキューーーーン